• NPO法人 コシコシの会

本会の設立趣意

 私たちは、ライフサイクルの視点から、人の一生を未成年期=成長の時期、成人期=生産の時期、高齢期=持続の時期の連続的な3つの発達期として捉え、各時期に起こる生活課題の解決に向けてスタッフの力を結集して、保健と福祉と心理の視点から各世代の抱える生活課題の解決に役立つこころの支援活動をしていくことを本会の活動の目的としています。

 具体的には、本会の事業目的に係る専門家を育成するための研修をテーマ別に実施します。介護福祉士・社会福祉士の資質向上を目的とする研修、精神保健福祉士、臨床心理士や公認心理師の資質向上を目的とする研修、また地域で活躍する看護師や作業療法士などの医療従事者や介護保険利用者の保健福祉サービスの査定と向上を担うケアマネジャーの研修などです。これらの研修は、講演形式の研修にとどまらず、ワークショップやロールプレイを取り入れて、参加者の問題意識や他職種との連携を高められるような実践形式で行います。また保育士や幼稚園教諭を対象とする子育てや子育ちの指導に資する研修、学校教師を対象として児童生徒の世代間交流活動に資する研修、子どもや成人の発達障害の指導や教育に資する研修、シニア世代の健康寿命の延伸に資する運動・栄養・休養に資する研修を行います。

 その中でも、現在は子育てに関しては発達障害児の教育、シニアと幼児・児童生徒との世代間の交流に関する研修、シニア世代の健康維持のための運動指導に資する研修、終末期に至るプロセスに遭遇しやすい家族による介護支援に役立つ研修を重点化して実施します。

 大規模集団は勿論のこと介護施設や医療・福祉施設の職員研修など集団規模に対応した研修を行います。