• NPO法人 コシコシの会

コラム:定年退職後世代の余暇

第三世代」と称せられる定年退職後の世代の余暇は、どのような広がりを見せるのであろうか。
生活従事時間と生理的時間を差し引いた一日の自由時間は、60歳代で6時間台、70歳代で7時間台、80歳代で8時間台と言われる。
生活の自立と自律を支えるのに資する健康資源は、運動、栄養、休養である。

動く」とは、動物の本質である。
動けなくなったら。その生は終焉を迎える運命にある。
動けなくなってからも、生を続けられるのは、人間だけである。

自分の行きたい時に自由に行ける移動能力は、運動によって培われる。
人生の各世代の身体能力に見合った適度な運動が、健康維持のために不可欠である。

老いの世代に見合った運動の条件、運動習慣化に資する運動の仕方や体力維持向上に資する運動プログラム等について検討して行く必要がある。

生きることとは、人と人とのつながりを維持すること、そのためのノウハウを身に付けることが、高齢者世代が改めて学習する課題となる。

個人の努力もさることながら、家族や地域のサポートシステムや社会的インフラの整備も重要な条件となる。そのための有効な施策を検討していく。
(解説 : 谷口 幸一)